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挫折について─全治二日─

nagaoka.mmk

2日ほどブログをさぼりました。

3日の金曜日と、4日の土曜日。

今までの自分ならこのままドロップアウトもあり得ましたが、今回のブログは「毎日書く」を目標としながらも、書けない自分を許して「挫折を軽傷で済ませる」ももう一つの目標にしています。

と、いうことで今日も書いていきたいと思います。

金曜日ブログを書けなかった理由とは?

金曜日書けなかった理由は、仕事でトラブル対応が重なりしんどい一日だったので単純にダウンしてました。

将来ライターを目指しているとはいえ、現在は海のものとも山のものとつかない、固定読者ほぼゼロのブロガーのタマゴみたいなものなので、普段はサラリーマンとして仕事をしています。

「お仕事は?」と聞かれたら「マンション管理会社で務めています」と答えます。

もう少し突っ込むと「分譲マンション管理会社のフロントマンです」と言ったりします。

ここで、相手の反応は2つに分かれます。

持ち家や賃貸マンションにお住まいの方の頭にはフロントマンと聞いてホテルのフロント係が浮かぶかもしれません。

一方、分譲マンションにお住まいになっている、またはその経験がある方には「あ~大変なお仕事ですね・・・」と言われたりします。

一言で説明するのは結構難しいのでChatGPTに聞いてみると『マンション管理会社は、管理組合から委託を受けて、マンションの維持管理・運営を専門的にサポートする会社です。』とのことです。まぁ、合ってると思います。

この「サポート」の中にはお部屋の持ち主から管理費等のお金を徴収することから管理組合の総会の運営まで多岐にわたるのですが、「お住まいの方からの苦情対応」も含まれています。(前述の大変なお仕事ですねと仰る方は、管理組合役員の経験がある方だったと思われます)

金曜日にしんどい思いをしたのはまさにこの苦情対応です。しかも、特に管理会社界隈で厄介と言われる「水漏れ対応」です。

担当物件でトラブル発生!フロントが現場に駆けつけることの大切さ

夕方、担当物件にお住まいの方から電話があり、天井のダウンライトから水が滴っており、壁紙と壁の間に水が溜まっているという第一報が入りました。この時点でかなり興奮しており「今すぐ何とかしてくれ!」という勢いでした。

大きい管理会社だと自社に工事部門があり自力で応急処置をすると思いますが、私が勤めている会社は小さな規模なので専門の協力会社の協力が不可欠です。

いつもお願いしている協力会社に連絡したところ、幸い2時間程度で現場へ駆けつけられるとのことですぐにお願いしました。

ここで業者任せにすると後が大変になります。

なぜなら、天井からの水漏れなので原因はその部屋ではなく真上の別のお部屋の配管や、マンションの共用部分の配管から漏れている可能性が高いからです。各所調整が必要になりますが、業者任せで放っておくとトラブルになります。

そこで、フロントも現地に駆けつけ①現場の確認と被害拡大防止 ②真上の部屋の在室確認と協力依頼 など、下調整を進めて、業者が動きやすい環境を整える必要があります。上席の指示で、私も電車に飛び乗り物件に駆けつけました。

現地到着後、素早い動きが功を奏して真上のお部屋の協力も得ることができました。

ここまできたら後は業者にお願い!・・・とはなりません。

真上のお部屋で、洗濯機から水が溢れた!とかトイレの水漏れが!とか目に見えるトラブルが起きていれば簡単なのです。

そのお部屋の住人にも自分が原因だという自覚もあるので、協力を惜しみません。

一筋縄ではいかない原因調査 説明を尽くすのが仕事です

難しいのは、真上のお部屋の住人にその自覚がない場合、つまり普段通りに暮らしているなかでたまたま床下の配管に穴が開いて水が漏れた場合です。今回はまさにそんな例です。

まず、洗面所や台所の流し台の配管脇からスネークカメラを入れます。床下が濡れていることは確認できましたが、問題の配管の特定には至りません。

業者さんも頑張ってくれましたが、どうしても現在空いている開口部からの調査では原因が特定できません。

ではどうするか?廊下に調査開口部を作ることになります。つまり、丸ノコで廊下を切って穴をあけるのです。

ここまでニコニコ協力していた住人も、それを聞いて血相を変えました。

「何も過失がないのに、なぜ廊下に穴をあけなければならないのか」

「本当にうちが原因だと断言できるのか」

「開けた穴はどうやってふさぐのか、もとに戻るのか」

「復旧の費用は負担してくれるのか」

激しい口調で攻め立てられます。ここをうまく乗り切れるかで、フロントマンの腕が試されます。

協力が得られなければ、水漏れは止められません。今度は下の階の住人から責められることになります。

板挟みになるなるのは避けたいところです。

結論としては最終的には住人の方が折れてくれたので、調査開口部を開けることに同意が得られました。

費用負担と給湯機能の制限の面で途中上手く説明できず、若干不信感を与えてしまったかもしれません。ベテランフロントマンなら、もっと上手く説明できたことでしょう。自己評価としては70点位でしょうか。

第一報をもらったのが15時半、原因調査に入ったのが17時。廊下の開口部工事に入れたのは19時半になっていたので、丸ノコを使う前には両隣と上下階の住人に頭を下げて回りました。(皆さん大変ですねと言ってくれました)

新たに開けた調査開口部からもスネークカメラや加圧機などを用いて調査したものの、最終的には原因箇所の特定には至らず、後日金額等も見積もった上でもう少し大規模に処置をすることとなったため、撤収できたのが22時近くでした。

途中若干険悪な雰囲気になった住人の方にも、最後は感謝の言葉をいただくことができたのが心の救いではありました。

ここまでやってもまだ初期対応です。これから本工事、内装復旧、保険申請、組合への説明などやるべき業務は山積しています。

高経年マンションで頻発するトラブルに立ち向かう

私が所属する会社が担当するマンションは、築20年~30年の物件が多く、水漏れトラブルも割と頻発します。

処理すべき業務範囲が多く、トラブル対応以外にもルーティンの仕事もたくさんあるので、経験の浅い私でも大変なお仕事だと感じます。

それでも、管理会社がそれをおざなりに処理したり、専有部のトラブルは管理会社の仕事ではないと逃げてしまったら、実際に困っている住人の方はどうなってしまうのでしょうか?困って連絡してきた住人の最後の砦だと思えば、使命感もやりがいも不思議と湧いてきます。

それに、こういう時に住人に寄り添って「お住まいの方のためにきることは何でもやれ!」という姿勢の会社で働けることは幸せだと思っています。例えトラブル対応で帰宅が終電近くになったとしても・・・です。

なお、土曜日については誕生日当日で、酒を飲みすぎて寝てしまいました。完全に怠惰が原因としたサボりです。

そんな自分も許して、何度挫折してもまたここに帰ってきたいと思っています。

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